STEP3 タレントの優先順位付け

STEP2「タレントの特定・定義」で上げたタレントを、戦略目標実現への影響度と獲得の難易度から分析を行い、タレントマネジメントの取り組みの優先順位を決定します。
  • 1
  • ビジネスの視点から優先順位を分析する

縦軸を「顧客満足」、横軸を「売上」として、それぞれ5つの目盛を設けます。
ここにSTEP1で決定した重点的な実施事項を当てはめ、別の軸で評価します。
各実施事項が顧客満足と売上のそれぞれを向上させるのに、与える影響の大きさをについて、
5:とても期待できる、4:期待できる、3:どちらともいえない、2:あまり期待できない、1:全く期待できない、の5段階で評価します。

縦軸と横軸の3の目盛りを直線で結び、その線よりも上に位置する実施事項が優先度の高い実施事項です。

次に、直線よりも上に位置した実施事項の遂行に必要なタレント(STEP2で定義したタレント)を、プロットした実施事項の横に書き出して行きます。 これらを、優先するタレント候補とします。

ビジネスの視点から優先順位を分析する
  • 2
  • 組織と人の視点から優先順位を分析する

縦軸を希少性(他社にあって自社にないタレント、または人材市場において獲得競争が激しいタレント)、横軸を育成までにかかる時間として、それぞれ5つの目盛を設けます。STEP2で抽出した実施事項の遂行に必要なタレントスキルのすべてについて、希少性(縦軸)は、5:とても希少である、4:希少である、3:どちらともいえない、2:あまり希少ではない、1:全く希少ではない、の5段階で、育成までの時間(横軸)は、5:とても時間がかかる、4:時間がかかる、3:どちらともいえない、2:あまり時間はかからない、1:全く時間はかからない、で評価し、プロットしていきます。

縦軸と横軸の3の目盛りを直線で結び、その線よりも上のものを、優先するタレント候補とします。

組織と人の視点から優先順位を分析する
  • 3
  • 優先順位を決定する

ビジネスの視点、組織と人の視点の両方において、縦軸と横軸の3の目盛りを結んだ直線よりも上に位置するタレントを優先してタレントマネジメントに取組んでいきます。

優先して取組むグループから外れたタレントについて、アウトソーシング等で代替できるかどうか、業務プロセスや分担の工夫でカバーできるかどうかという視点で、もう一度分析を行います。代替もカバーも難しいタレントについては、タレントマネジメントに取組んでいきます。なぜならば、それらのタレントが必要な状況になってきてから取組んでいては、ビジネスチャンスを逸してしまうことが明白だからです。このようなタレントについては、早期に将来的の必要性に着目し、タレントマネジメントに取組んだ企業に先行の利が必ずあるといえます。

優先順位を決定する

STEP4では、優先順位を決定したタレントに対しギャップ分析を行い、計画を立案していきます。

  • STEP4 計画の立案へ>